――ぷろじぇくと☆ぷらねっと代表 日疋士郎さんに聞きました。
はい、3年8カ月公演活動を休止していました。
2014年9月に行う第七回公演『Here Come The Angels!』が、4年ぶりの演劇復帰公演になります。
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活動休止中に、日疋さんは詩でも活動されていたと聞きましたが? |
はい、活動休止中の2013年に、詩作で優秀賞をいただきました。受賞の前後から、詩でお話をいただくことが増えてきていてびっくりしています。声楽曲の作詞とか、いままでまったく縁のなかったジャンルでもお話をいただいたりして、冷や汗かいてます。(笑)
『銀の城・しゃん/りん』のことですね。演劇公演とは別に、2013年の11月と12月に詩の「朗読公演」と銘打って、物語仕立てでの公演を、レンタルスペースでやりました。賛否両論、いろんなご感想をいただきました。「これは朗読じゃない」とか「新しい試みで面白い」とかそれこそ両極端で。芝居とは別の難しさもありますが、機会があれば、またやってみたいジャンルではあります。
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毎回10人以上の出演者で芝居をすることが多いようですが、ぷろじぇくと☆ぷらねっとさんは、どのくらいの人数でやっているんですか? |
2003年に旗揚げして11年目になりますが、活動休止をはさんでメンバーの増減があり、現在は代表・劇作・演出・役者を兼ねる日疋士郎と、制作・宣伝美術・役者を兼ねる水輝みこの2人で、公演運営をしています。
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二人だけで10人以上のキャストが出演する公演運営を? |
はい、僕ら二人を中心に、毎回外部から客演さんを募って作品をつくるスタイルです。第七回公演では、新たな出会いも含めて、10数名の魅力的な俳優さんが集まりエキサイティングな稽古場になっています。あらためて、チームで作品づくりをすることの喜びを感じます。また、毎回ほぼ裏方スタッフの顔ぶれが決まっているのも、ビジュアルに特徴のある作品づくりを追求していける原動力です。旗揚げからのスタッフさんも多く、とても信頼しています。ぷろ☆ぷらの芝居の大きな強みです。
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4年ぶりの復活公演ということで、なにか意気込みはありますか? |
私事ですが、休止中に親友の長女が自死するという僕にとって大きな出来事がありまして、作品づくりが変わってきているような気がします。もともとは、作品のなかでテーマ性などを強く打ち出すことが好きじゃなかったんですが、んなこと言ってる場合じゃないんじゃないか、っていう気がしてきてしまいまして。僕自身、ふだん子供を相手にする仕事をしていること、また自分も病気でしんどかった経験がありまして、とても恥ずかしいんですが、もっと自分のナマのひりひりする部分を、まな板の上にのっけなきゃいけないんじゃないかと最近おもっています。『Here Come The Angels!』では、生命と食が主題のひとつです、いま焦燥感をもって伝えたいとおもっていることをギリギリのラインで、芝居にしていきたいとおもっています。
次回公演
ぷろじぇくと☆ぷらねっと
第七回公演『Here Come The Angels!』
日程 > 9/26(金)~28(日)
tel. > 090-7237-3635(制作部直通)
公演詳細 > 公式HP
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