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「現代劇作家シリーズ10:いまこそ『日本国憲法』を上演する」は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、来場者および関係者の健康と安全を鑑みて、「中止」とすることを決定いたしました。来場を予定されていたお客様にはご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 |
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2020年 5月12日(火)―5月24日(日)
開演 7:00 PM
※5月16日、17日、23日2:00 PM/7:00 PM、24日2:00 PM
※受付開始は開演60分前、客席開場は30分前
※開演後は入場できない場合がございます
5月12日(火)
錦鯉タッタ、チーム・チープロ
5月13日(水)
錦鯉タッタ、荒井真一+サエグサユキオ
5月15日(金)― 5月17日(日)
IDIOT SAVANT theater company、ミルズズ
5月19日(火)― 5月20日(水)
楽園王、Erehwon a.k.a. 石川雷太
5月22日(金)― 5月24日(日)
PANCETTA(パンチェッタ)、
Coquettish Doberman+
※「日本国憲法」2本立て上演
※ 2団体の上演順は未定
※ 各公演初日終演後に2団体によるアフタートークを開催
5月24日(日) 4:30PM 開演
シンポジウム
司会:飯塚未生
※参加できない団体もあります。
入場料500円
※本フェスティバル入場券・通し券持参で無料
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現代の著名な劇作家の作品を一本だけ取り上げ、連続で上演する「現代劇作家シリーズ」第10弾。今回は、昨年に続き戯曲ではなく「日本国憲法」を上演課題としてフェスティバルを開催します。 1947年に施行されて以来、日本の政治や社会の根幹としてある「日本国憲法」に対して、今日の舞台芸術はどのように応答するのか。演劇・ダンス・パフォーマンスなどのジャンルを超えた全9団体はどう挑むのか? 「今こそ」、日本国憲法を上演する。 |
会 場
d-倉庫
荒川区東日暮里6-19-7
日暮里駅南口より徒歩7分 > Access
料 金
前 売 3,000円 ― 学生 2,500円
当 日 3,500円 ― 学生 3,000円
通し券 7,000円 ― 学生 5,500円
★学生は要学生証
★通し券はd-倉庫のみで販売
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予約・問合せ
E-mail > d-soko@d-1986.com
TEL. 03(5811)5399
(月曜定休18:00~23:00)
チケット取扱い
下記アドレスから予約後(要登録・無料)
セブンイレブンですぐ発券
> カンフェティチケットサービス
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「日本国憲法」を上演する 予約フォーム
⇒ 以下フォームでの入力が上手くいかない場合はこちら
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Ⓒ朝倉コロ |
劇団 錦鯉タッタ
5月12日(火)19:00
5月13日(水)19:00
構成・演出:山田 零
出演:岩崎健太、岩崎 月、佐藤小実季、ノムラヒハル、花上直人、藤島かずみ、山田 零、他
日本国憲法は大日本帝国憲法と繋がってる? 平和条項と「国体維持=天皇戦犯逃れ」は表裏一体?? 沖縄は憲法の枠外にあった??? マッカーサー・昭和天皇裕仁など日本国憲法誕生にまつわるオールスターキャスト集結。錦鯉タッタが強力な援軍とともに贈るレビューショー。
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チーム・チープロ
5月12日(火)19:00
構成・演出:チーム・チープロ
脚本:安倍大智(新中野製作所)、チーム・チープロ、 四柳智惟(ピーチ)
出演:松本奈々子、四柳智惟
美術:安倍大智
パフォーマンスユニット。最近の作品に『皇居ランニングマン』(d-倉庫「ダンスがみたい!新人シリーズ17」2019年)と、その再演(STスポット「ラボ20#22」2020年予定)。本作ではゲストとしてお笑い芸人の四柳智惟が参加。
身体思考『九条小町』は、基本的に能の構造を用いている。前段で怪しい人物(前シテ)の登場。後段で、人物の真の姿(後シテ)の霊が現れ、現生での無念の情を吐露し、それが舞によって表現され、やがて思いを伝えると黄泉の世界に戻っていくという形式。
それを踏まえた上で、新たな表現に挑み、ノンバーバルなダンス・舞踏を中心に現代の憲法問題に切り込んでいく。
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荒井真一 + サエグサユキオ
5月13日(水)19:00
出演:荒井真一、サエグサユキオ
荒井真一、桑原正彦、サエグサユキオ、田中トシによる『パ−キングエリアのために』(1988年)、ニューヨークのジャパンソサエティにて荒井真一、サエグサユキオによる『栄光の十年』(1999年)など、「現場の力」として活動。1999年以降は、メンバーがそれぞれの活動を展開。
みなさま、はじめまして。
Ammoと申します。これを書いているのは代表で、今回『墨を塗りつつ』という作品の脚本・演出をしている南慎介です。
私たちAmmoは「とおくでいきるあなたは そこでうまれたわたし」をコンセプトに、史実や実話を下敷きにしつつ、“もしかしたらありえたかもしれないドラマ”を描く作品を上演しています。必然、作品世界は海外の日本人にとって身近でない場所が多いです。旧ユーゴのサッカー選手とサポーター、突然イスラム原理主義者になった若者とその家族、フランス留学中のポル・ポト派といった具合です。日本国内のものごとを題材とした作品もあるのですが、短編集という形でしか発表したことがなく、日本の話だけでお客様にお見せするのは今回が初めてです。
「日本国憲法」。なにやら難しいですね。Ammoはテーブルといって出演者や主要スタッフ間で作品について語る稽古をするのですが、その結果わかったのは、憲法という私たちの生活の中でベース音のように鳴り続けているこの概念はどうやら「僕たちからすごく遠いところにある」らしい、ということです。
表に出る人間、生活、まち、都市。そのようなものと距離がある。でもそれらが一体になる国家という(そういえば国歌も同音ですね)ひとつの曲の中ではないとどうもこの音の粒がひとつのメロディーにならないみたいです。
そんなこんなで、Ammoらしく直球の会議劇を作りました。『墨を塗りつつ』は「現在の自民党の改憲案に完璧に改正されることが決まった日本。たった一行を書き加える権利が与えられた弱小政党の 1 週間」のお話です。いつも通り、一番怒られそうな話題を、一番つつかれそうな方法で演劇にしました。なんというか、僕のような人間がいうのもおこがましいのですが演劇は想像の芸術だそうなので、みなさんと想像したり、考えたりできたらとても嬉しいです。
Ammo 南慎介
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IDIOT SAVANT theater company
5月15日(金)19:00
5月16日(土)14:00、19:00
5月17日(日)14:00、19:00
演出:恒十絲 出演:朱尾尚生 近藤康弘 新井千賀子、他
恒十絲の硬質で抒情的な詞を基軸に固有の張り詰めた劇空間を創る。2013年に12時間×5回公演を敢行。2016年パリ公演、2018年Belloo Creative、Daniel Beltonとの共同制作「House in the Dunes」オーストラリア公演、2020年、横浜公演を実施。2020年6月Tokyo Tokyo FESTIVAL採択事業/自然体験・宿泊型演劇「あきる野」を戸倉しろやまテラスにて発表予定―IDIOT SAVANT×Belloo Creative(AUS)×Good Company Arts(NZ)共同企画。
日本国憲法を考えようとして、その存在のある場所の、あまりの距離の遠さに絶望したくなる。
先日、東京やら神奈川やらでは選挙が行われていた。とある街頭演説で、その終わりに、「お騒がせしました。」とか、「ご静聴ありがとうございます。」とか言ってたけど、足を止めて聞いている人は 3 人。通り過ぎる人達は誰も聞いていなかった。もちろん、聞いていない通り過ぎる人達の 1 人に 僕もいたわけだが、昔はそんなこと言ってたっけな、と思った。お騒がせしたと思ってるなら止めればいいのに。あなたには言わなきゃいけない何かがあるのに、どうして? 僕の疑問は止まらなかった。あの人の言葉は謝罪以外何も残ってはいなかった。残念な事にそれはどの街頭演説でも同じだった。
何かが変わってきているのだ。
僕らから遠い場所で何かが変わってきているのだ。でも、その変化を受け入れるのか、それとも争うのか、その選択は僕らのとても身近な場所にあるはずなのだ。
僕はわからないものを考える時、ミニマムな単位に落とし込む事は有益な方法の一つだと思っている。今回はそのミニマムな単位を家族にした。家族が最もミニマムな単位ではないかもしれない。でも、家族が最もミニマムな単位だという希望も込めて。
笑っているうちに一時間が終わりますように。それが僕らの現在地なのだから。
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ミルズズ
5月15日(金)19:00
5月16日(土)14:00、19:00
5月17日(日)14:00、19:00
脚本・演出:ウトユウマ
出演:河原隆乃介、石田 航己、空木 空、柏木 恵果、篠原 一右、高橋 光義、竹内 麗、福本純里
真衣、丸山 利咲
2018年に旗揚げ公演『唇切れた、痛い』を上演。自分の経験を基に、東京に上京し、役者を目指す主人公が見る日常、家族、東京を描きました。歌でいうと森山直太朗。歌謡曲よりのJ-POP。きっとそんな感じです。
皆様、初めまして。我々は京都からきましたSuper Dという団体です。2016年に活動を開始しコンクールやイベント、公演などで作品を発表してきました。「演劇とダンスの間」をテーマに創作活動をしています。これを機にSuper Dを覚えて頂けると幸いです。何卒よろしくお願いします。
さてここからは本公演についての事ですが、「日本国憲法」と言われてパッと思いつくのはやはり「第9条」でしょうか。私は稽古を始めた時頭の中にはそれしかありませんでした。しかし最近のニュースでは「同性婚」や「改正」の話題もよく聞きます。私としては全く身近なものに感じられなかった日本国憲法、しかしそのニュースを見るのが当たり前になった現在では自分の身に降りかかりかね無いもの、もしくは身に降りかかっているものという考え方に否応なく変わってきているように思います。(元からそうなのですが。)そんな中で九つの団体がそれぞれのアプローチで「日本国憲法」を作り上げるというのはなかなかすごいですね。なんか、怖ろしいですね。
私は「怖ろしい」というワードを稽古中ずっと考えてきました。日本には「言霊」という考え方があります。それを意識させるような力が「日本国憲法」にはあるように思います。ご存知だと思いますが、元をたどると「大日本帝国憲法(明治憲法)」があり、そこにGHQが介入し今の「日本国憲法」が形成されています。日本独自ではないのに何故「言霊」を感じるのか、私が京都で暮らしていてそこに寺社仏閣が多いからそういった考え方になるのでしょうか? 日本独自でなくアメリカの考えも入っているから二重の力を感じるのでしょうか? もしかしたら元々「大日本帝国憲法(明治憲法)」にはその力があったのかもしれません。「日本国憲法」はもちろん政治的なものです。人間に課せられるものです。しかし人間とは次元の違うモノまで課せられているのではないかと感じることがあります。そのせいか最近、私には「無限の宇宙」というイメージが強く出てきてしまいました。読めば読むほど、考えれば考えるほど、学べば学ぶほど不思議な存在の「日本国憲法」。ぜひみなさんも考えてみて下さい。
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楽園王
5月19日(火)19:00
5月20日(水)19:00
演出:長堀博士
出演:大畑麻衣子、片倉裕介、しんばばつえ、宮田みや(さかさまのあさ)、山田将平、他
楽園王は1991年に旗揚げした劇団、来年が30周年。劇作家の長堀博士が描く「エッシャーの絵の中に紛れ込んだよう」と評される迷路やパズルに例えられる作品で、好評を博してきた。「利賀演出家コンクール」優秀演出家賞、奨励賞受賞。
演出ノートのはじめに。彼とは一体誰なのか?
日本国憲法をテーマに上演する今回の作品は、戦後、憲法が制定された1946年~現在を、ほぼ同じくして生まれ現在に至る一人の重度障がい者の男性に焦点を当て、彼の人生のドキュメントと、20代~30代の障がい者の方々(彼らは戦後民主主義の恩恵を受けている世代でもあろう)と虚構空間を通じ、また健常者を交えた虚構空間で「彼(彼という概念には老人になった男性でもあろうし、日本国憲法でもあろうし、天皇という存在でもあろう)とは一体何ものなのかを虚構のドラマを交えながら制作する。
私たち障がい者は、国家という枠組みの中で保護をされ、ある程度の差別と、ある程度の社会的不平等を受け入れながら、最低限の生きるということを保障されている。虚構の空間において、その国家という枠組みを動かしている装置として登場人物たちは存在しながら、「彼」の人生を語っていく。
彼とは一体誰なのか? 彼の孤独な人生は、この敗戦から復興した日本の歩みの中で、名もなき人々の歩みとして、そして今を生きる私たちに投影してみたいと思っている。
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Erehwon a.k.a. 石川雷太
5月19日(火)19:00
5月20日(水)19:00
脚本・構成・演出:石川雷太 出演:谷川俊之、羅入、小松 亨、富士栄秀也、昼間光城、山田 遼、石川雷太、他
鉄板や鉄パイプ、ノイズ音、言葉、身体、多種多様なサンプリングによって作品を構成する美術家の石川雷太によるノイズ・パフォーマンス・ユニット「Erehwon」。ガスマスク隊と、1960年代アングラ文化黎明期から活動する谷川俊之のコラボレーション。
2月に公演をした。日本国憲法と名付けた。
劇中、 7 人の俳優が祈りの詩をうたうのだ。
彼らについての物語を書こうとしてから、何も書けずにいる。
彼らに聞いた。憲法をまだ読んでないという。
何を書くのだと、こめかみ辺りに無数の傷あとができてしまった。
酒を飲む。やっぱり、酒を飲む。
多分、 7人の物語になるはずだ。続編なのだろう。
まだ、決まっていない。
けれども、 7 人の物語になるはずだ。
彼らは、知っている。詩が死んでしまったといわれたあの頃を。
彼らが、知っている。この国の呆けた他人に優しくもない今を。
黙り続ける私に、潔白を装う空に空砲だけが、ただ鳴りひびく。
もうやめた!むこうの空に銃弾が、撃ち込まれているのだから。
100年後、地球の裏側にあるうすよごれた路地に膝をかかえた少年がいたら、
大丈夫だよって伝えたい。銀貨をそっと、ポケットにしまって。
私は、言葉にする。あたりまえに決めた。
言葉をこめかみにまずは、ひとつ・・・。
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PANCETTA (パンチェッタ)
5月22日(金)19:00
5月23日(土)14:00、19:00
5月24日(日)14:00
出演:木村文香、轟 もよ子、瞳、一宮周平
人間の身体を駆使し、表現の可能性を示唆する。装置のない空間に存在する音・光・身体がつくり出す時間は、観る者の想像を喚起し独特の世界へと導く。また日本特有の文化、言葉を多彩に活用し、類を見ない表現を追求する。生でこそ価値のあるものづくりを念頭に面白さを追求し続けている。「若手演出家コンクール2018」最優秀賞・観客賞受賞
本日は私共を気にして頂き誠にありがとうございます。この文章は、本番に先行してHP等で公開されるとの事で、いまは約3週間前の朝です。昨晩は中野の沖縄料理屋でしこたま泡盛を飲み、終電を逃し、いま高円寺の友人宅でスマホからtwitterに打ち込んでこの文章を書いています。twitterの文字数制限は日本語で「140文字」。「−660文字」という文字数オーバーの表記が出ればこの原稿は完成という事。「偏差値36」といちじるしく学力の低い私。皆様、馬鹿の書いた文章を読ませてごめんなさい。横ではイビキをかく女友達。私の裸足は彼女の顔の横で。足、臭くないでしょうか。心配です。そんななか『日本国憲法』について、だけど真摯に、しかも文字数を守ってtwitterで文章を考えている30歳の私。それをなんだか象徴的に感じるのは「令和」を控えた30歳の私です。いくら考えてもわからないのです。『日本国憲法』というものが何なのか、考えれば考えるほど益々わからないのです。もちろん、言葉としては理解を進めているつもりです。日々稽古場では議論議論です。重ねているのです。でもそれを芝居にしようとした瞬間、突然、全く、さっぱり、何にも「わからない」のです。これは私の偏差値だけの責任でしょうか。たしかにもっと私が出来た演劇人だったらスムーズに『演劇』に変換できるかも。でも悲しいかな、私は普通の「中」の「下」の私でしかなく。私はそんな私を使って物事を必死に考えるしかなく。誰かに操られながら、流されて、それでも自分の頭で考えていると必死に思い込み、何かを選択したつもりで生きていくのです。「わからない」、それはそのまま私達の『憲法』に対しての素直な感情と距離。それだけがいまわかる事です。
榎本栞、尾崎加奈子、木下綾菜、斎藤アイナ、櫻木夏代、佐藤宏樹、高橋紗綾、竹内朋子(M.M.P) 、中村雄貴、堀田夏美、ミネユキ(劇団子供鉅人)、るい乃あゆ(ECHOES)。この12人と共に。
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Coquettish Doberman+
5月22日(金)19:00
5月23日(土)14:00、19:00
5月24日(日)14:00
構成:Benie Voice:天鼓 音楽:曽我傑
舞踏:貞森裕児、他
照明:Stephen Siegel
2012年1月2日編成。ぎりぎりに引っかかるながいながい解体図を、小さく大きくあちこちで展開。たくさんのからだとたくさんの心音を拝眉の上。拝借。人の歴史をめくるように、脈々とつらなる心拍を編む。
本日は私共を気にして頂き誠にありがとうございます。この文章は、本番に先行してHP等で公開されるとの事で、いまは約3週間前の朝です。昨晩は中野の沖縄料理屋でしこたま泡盛を飲み、終電を逃し、いま高円寺の友人宅でスマホからtwitterに打ち込んでこの文章を書いています。twitterの文字数制限は日本語で「140文字」。「−660文字」という文字数オーバーの表記が出ればこの原稿は完成という事。「偏差値36」といちじるしく学力の低い私。皆様、馬鹿の書いた文章を読ませてごめんなさい。横ではイビキをかく女友達。私の裸足は彼女の顔の横で。足、臭くないでしょうか。心配です。そんななか『日本国憲法』について、だけど真摯に、しかも文字数を守ってtwitterで文章を考えている30歳の私。それをなんだか象徴的に感じるのは「令和」を控えた30歳の私です。いくら考えてもわからないのです。『日本国憲法』というものが何なのか、考えれば考えるほど益々わからないのです。もちろん、言葉としては理解を進めているつもりです。日々稽古場では議論議論です。重ねているのです。でもそれを芝居にしようとした瞬間、突然、全く、さっぱり、何にも「わからない」のです。これは私の偏差値だけの責任でしょうか。たしかにもっと私が出来た演劇人だったらスムーズに『演劇』に変換できるかも。でも悲しいかな、私は普通の「中」の「下」の私でしかなく。私はそんな私を使って物事を必死に考えるしかなく。誰かに操られながら、流されて、それでも自分の頭で考えていると必死に思い込み、何かを選択したつもりで生きていくのです。「わからない」、それはそのまま私達の『憲法』に対しての素直な感情と距離。それだけがいまわかる事です。
榎本栞、尾崎加奈子、木下綾菜、斎藤アイナ、櫻木夏代、佐藤宏樹、高橋紗綾、竹内朋子(M.M.P) 、中村雄貴、堀田夏美、ミネユキ(劇団子供鉅人)、るい乃あゆ(ECHOES)。この12人と共に。
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主催: die pratze
共催: d-倉庫
舞台監督: 田中新一(東京メザマシ団)
照明: 針谷あゆみ、三枝淳、蘭智咲
音響: 相川貴、許斐祐、日影可奈子
協力:ふくおかかつひこ、小池萌佳、平澤晴花、高松章子、吉村二郎、OM-2、「ダンスがみたい!」実行委員会、楽園王
宣伝美術: 林慶一
記録: 船橋貞信、workom
監修: 真壁茂夫
制作: 飯塚未生、林慶一
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