Special Interview Vol.011
LUNE インタビュー
























*LUNE

〈愛と死への祈り〉
私の舞台は、一つの出来事が表現方法をかえました。時は、遥かさかのぼり梅雨空がまだ残る初夏におこった事故・・。突然の親友の死。未だに夢なのではと現実は理解してるのに受けとめきれてなく葛藤を、今起ってる世の中に当てはめ時空をともに台本をえがいてます。架空ですがノンフィクションでもあります。私の持論で必然の偶然は、あっても偶然はない。こういうと難しい話にきこえてしまいますが、ここに表現と創造(想像)の自由が発生するのです。人形遣いの時も、身体表現の時も同じように自分との対話で成立する自己完結の世界がLUNEの舞台です。世の中では、サブカルチャーと言われるのでしょうがカルチャー自体存在しなくなりつつある現在、誰かが仕掛けなければ夢や希望が薄れると危惧しています。伝統文化とは少し違いますが、自分が長くやってきたものが衰退していくのは悲しいので、出来る限りの事をやっていく事が舞台人の役割とおもってます。インターネットで何でも手に入る時代だからこそ実際に観た感動が必要と切に感じます。それは、私の舞台論を変
えた出来事と同じように真実に勝るものはない事を体験してるから言えるのです。    

〈舞台という出来事〉
ヒトガタ(物)とヒト(生)による物語。夢と現実を交錯し彷徨い終わりのない至福の迷路という旅である。LUNEが描く生と死に狭間する幻想と耽美の世界。



〈LUNE座談会〉

〇今日の公演は、とても気迫あふれるものでしたね。            

LUNE)・〈以降Lとします〉この頃、少し意識し過ぎてて、自分らしくないと感じてましたから。

○何か、あったのですか?

L)特に何かあったわけではないのですが一つの事を長く続けていく上には、見えない壁にあたる事がしばしば、ありまして。

○LUNEさんでも、そんな事あるのですか?

L)もちろん、あります。しょっちゅうですよ。

○ビックリしました、いがいですね。

L)私だって一応、普通の人間ですから(笑)

○そ、そうですよね(汗)。話題変えまして、舞台をやってる時に考える事は何ですか。

L)私の公演は、セリフが無くて理解されない事もありますが、観た方が何かを感じてくださったものが答えです。それは、きっと夢ではないでしょうか。私が板に立つ時に考えるというか、おもう事ですが覚めない夢を皆様と共有する事です。それがテーマとしている、明日への活力にです。

○LUNEさんは、昔から一貫してますよね。

L)私には、これしかないですから。

○そんな謙遜なさらないでください、緊張してしまいます。次の公演も楽しみにしてますね。

L)ありがとうございます。皆様と際の世界がみれるように頑張ります。

○本日は、ありがとうございました。

L)こちらこそ、ありがとうございました。

座談会の抜粋より

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ベラドンナ芸術祭
10月5日(月)~11月14日(土)
詳細:随時HPに掲載
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