「リブゥ ナチュラリ アクティビリ」作・演出の本村壮平さんにお話を伺いました!
「リブゥ ナチュラリ アクティビリ」について教えてください。
僕自身、名前が長くて、もはや「りぶぅ」とよんでしまっているんですけど(笑) 「
りぶぅ」は、劇団ではなく括りで言えば演劇ユニットになりますね。
固定の俳優さんが毎回出演するのではなく、公演ごとに俳優さんにお願いするという…。
プロデュース公演とも言いますけど。
ユニット名のお話がでましたが、名前の由来はなんですか?
結構僕は創り方の方向性を「リアル」にしているとは思うんですけど、
それはセリフが口語であるとか、「居かた」と呼ばれる存在方法だけにスポットを当ててることではなく、
その俳優自身が常に自分の考えや行動でその場にいるということなんですね。
その結果セリフが口語で存在方法がリアルである…。
ですので、極めて憶えてづらい名前であることは重々承知で、「自然に、行動的に生きる」、
それは所謂、人間=その人自身=俳優=役がすべてイコールであれば、それがリアルなのでは…という所信表明ですよね。
すんごいかたい話で、これこそリアルじゃないと思われるかもしれませんが(笑)
どのような舞台作りを目指してますか?
至ってシンプルで、僕の舞台に関しては俳優さんを観てほしいと思うんですよね。
それが美術(舞台セット)にも現れているかもしれません。過去、立て込みはしませんし。でも、それは逆に普通じゃない環境で俳優さんにリアルを求めてしまっていることにもなっていて…。
どういうことですか?
何かといえば、俳優さんを護る一つのアイテムを奪っていることですから。
状況や設定が目の前にない、すべては創造…俳優さんは大変ですよね(笑)
でも、それを超えて俳優さん同志の交流が生まれると、そういうものがいらなくなる。そんな素晴らしいものをリハーサル段階から僕自身が俳優さんに何度も体験させてもらっているので。
最後になりますが、今後の展開や抱負をお聞かせください。
いままでは、「多くの方に観ていただきたい」という思いと、
「地味でもいいから、やりたいことやろうよ」みたいな反骨少年の気持ちが同居してたんですけど(笑) いろんな方と出逢って、よい方向性でそういうものが一緒になってきてますね。まあ、何を言いたいかといえば是非ごらんください、ということで…。
この先も地味なことには変わりないかと思うのですが(笑)。
本村さん、インタビューありがとうございました!
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リブゥ ナチュラリ アクティビリ
『エルチェ、スクイーズ』
会場/d-倉庫
【タイムテーブル】
2011年9
月
16
日(金)
17日(土)
18日(日)
14:30
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19:30
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【チケット料金】
前売¥2,800 当日¥3,300 (日時指定・全席自由)
【チケット取り扱い・お問い合わせ】
りぶぅお客様センター
℡ 080(3700)4600
Mail
l-n-a@softbank.ne.jp
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「リブゥ ナチュラリ アクティビリ」Website