|
|
2018年 9月4日(火)~9月5日(水)
会場 d-倉庫
開演 7:00 PM
※受付開始6:00PM、客席開場6:30PM
※開演後は入場できない場合がございます
・三東瑠璃『Matou』
・武井よしみち
+ブルーボウルカンパニー‘96
『I wish you were here 2018-sep
足が耕す表現の世界』
※4日、5日、両日ともに上記2作品、2本立ての上演 |
|
「異端」とは、あらゆる外部を取り込もうとするアート・ワールドの欲望によって収奪され、今日では均質に相対化されてしまったかに見える。それでもなお「異端」はやむにやまれぬ表現欲求の核心を言い得ている。 美学的革新や時局性とも関わりなく、表現者が抱えざるをえなかった「異端」、に触れる。 |
|
会 場
d-倉庫
荒川区東日暮里6-19-7
日暮里駅南口より徒歩7分 > Access
料 金
前 売 2,500円 ― 学生 2,000円
当 日 3,000円 ― 学生 2,500円
★学生は要学生証
|
予約・問合せ
E-mail > d-soko@d-1986.com
TEL. 03(5811)5399
(月曜定休18:00~23:00)
チケット取扱い
下記アドレスから予約後(要登録・無料)
セブンイレブンですぐ発券
> カンフェティチケットサービス
|
●このフォームでご予約のうえ、公演日受付にて料金をお支払下さい
●満席になった場合、ご予約を受付できない場合があります
●予約フォームでの申し込みは、公演日の2日前まで受け付けしております
●選択ができない日程は前売り完売です
|
|
|
|
三東瑠璃 ダンサー・振付家
2004年-2010年Leni-Basso所属、その後フリーランスに転向。
2016年、2018年とスウェーデン王立バレエ団にてゲストダンサーとしてWim Vandekeybus、Sasha Waltzの作品に出演。2016年よりDamien Jaletと名和晃平による『VESSEL』に出演するなど国内外で活躍。ソロ作品『ESQUISSE』と『Matou』は海外での評価が高く、多くのフェスティバルに招かれている。2017年より「Co.Ruri Mito」としてグループ活動を開始。 2018年より公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。
|
|
Matou 初演2015年 それは「着る、かぶる、絡まる、巻き上げる」のような直接的な意味を持ちます。装うは、比喩的によく使われる言葉です。私は私の体を纏っています。私は生涯にわたって私の体のすべてを見ることができません。 私の体を構成する組織は更新され続け、いつか消えてしまいます。中身のない体は残らず、体のない中身はどこに行くのですか? それは存在し続けますか? 私が生きていた証は存在しますか? 「まとう」は「待っていたい」のようにもきこえます。 私は私の死を待っているのかもしれません。「つきまとう」は、いつも私についてまわり、死ぬまでいつまでも離れず、絡みついています。「そうまとう」は、様々なビジョンが脳裏に現れては過ぎ去っていきます。死を覚悟した瞬間に去来するといわれる目眩く過去の記憶についてです。「まっとう」は、「完了する」ことを意味します。 |
|
武井よしみち
笠井叡に舞踏、ヨネヤマママコにパントマイムを学ぶ。1983年よりソロパフォーマンス活動開始。『Blowing The Wind』で、鉄パイプを吹くことによる呼吸から音への変換を試みる。『Office Trip」、『Dancing Race』では、ひたすら続ける足踏みによるエネルギーを数値に変換させるなど、常に身体からの視点を軸に<行為>と<物>との対峙によって現出する身体性を作品テーマとする。『Big Yawn』シリーズでは、電球と光センサーを用い、動きをノイズに変換する。2000年から、身体表現+作品空間から生まれる<音>をモチーフとした 『I wish you were here』を発表。その延長線上で、足が耕す表現の世界を迷走しつつ、2014年から『Step & Chant』シリーズを今日にいたるまで展開。 |
|
I wish you were here 2018-sep
足が耕す表現の世界 初演2000年 ここ数年は、パフォーマンスのサブタイトルに「足が耕す表現の世界」を付けている。「耕す」は、農夫がクワを地面に振り下ろすイメージだが、足も一歩二歩と前進して耕作の面積を広げているのだから、私は足も耕しているのだと思う。今日では、移動する以外の目的で、足が使われることは無くなったように思えるが、2000年以降、足は、高齢化社会に伴う健康志向の普及から、測定する部位として注目され始めた。万歩計を筆頭に、身に付けた端末で、歩く速度や距離などが測定できる商品は人気を集めている。「足」は数値に変換しやすいのである。私は、この「足」と「変換」をキーワードとするパフォーマンスを数多く行なってきた。その中で『I wish you were here』は、足踏みのエネルギーを声に変換するという位置づけとなり、自分の声が主要な役割を担うことになった最初の作品である。般若心経のような2拍子のリズムを、足踏みと声が刻み続ける過程で、作品全体の方向性を示す唯一の言語「アイ ウイッシュ ユアー ヒア」が登場する。初演の2000年から18年が経ち、自分自身や周辺の環境が変化してきた中で、今回の再演をむかえる事になった。私はこの作品のリメイクに意欲を燃やしている。 |
三東瑠璃 略歴
1982
▼東京生まれ
1987-2000
▼金井桃枝・金澤美穂に師事してモダンバレエを学ぶ
2000-2004
▼日本女子体育大学にて舞踊学を専攻
2004-2010
▼北村明子率いるコンテンポラリーダンスカンパニー「Leni-Basso」に所属。2010年まで主要作品に出演し各国を巡る
2010
▼フリーランスに転向
▼「横浜ダンスコレクションR」<審査委員賞>受賞
2011
▼Ferriのミュージックビデオに出演
2012
▼横浜赤レンガ倉庫にて『ESQUISSE』初演。以降、国内およびハンガリー、イギリス、ドイツ、スペインで上演
2013
▼Inbal Pinto and Avshalom Pollak 演出『100万回生きたねこ』出演
▼「Jerusalem International Choreography Competition, 2013」(イスラエル) <1位>
2014
▼『ESQUISSE』が「横浜ダンスコレクションEX」<MASDANZA賞>および「19MASDANZA」<審査員賞1位>
2015
▼『Matou』初演。以降、スペイン、ハンガリー、リトアニア、ブルガリア、フランス、フィンランドなど各国で上演
2016
▼Damien Jalet+名和晃平作品『VESSEL』 、Sasha Waltz作品『Körper』出演
▼ソロ作品『Place to sleep』初演
▼「Seoul International Choreography Festival, 2016」 (韓国) <国際審査員賞>受賞
▼スウェーデン王立バレエゲストダンサー。2016年以降3つの作品にゲストダンサーとして参加
2017
▼グループ作品『みづうみ』初演
▼『Matou』が「踊る。秋田」<土方巽記念賞>、「SOLO DANCE CONTEST in Gdansk Dance Festival」(ポーランド)<1位>受賞
2018
▼公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー
|
|
武井よしみち 略歴
1953
▼北海道 網走市生まれ
1976
▼笠井叡主宰「天使館」で舞踏を学ぶ
1978
▼ヨネヤマ・ママコ主宰「ママコザマイム」で、パントマイムを学ぶ
1984
▼「ヒノエマタ パフォーマンス フェスティバル‘84」(福島) 参加
1988
▼『Blowing The Wind』をフランスで上演
1990~1992
▼「パフォーマンス・フェスティバル・イン・田島」(福島) プロデュース
1992
▼『Office Trip』をオランダで上演
1994
▼『DANCING・ RACE』 初演
1996
▼『BIG YAWN』初演。以降アメリカ、イタリア、香港・マカオでの再演やカナダ・ツアーを実施。
2000
▼MOVING EARTH STUDIO にて『I wish you were here』初演。以降再演多数
2005
▼千葉大学・工学部・都市環境システム学科に入学
2008
▼『都市の振動情報』初演
2009
▼千葉大学・工学部・都市環境システム学科卒業
2010
▼『チェーホフの足』初演
2012
▼『DOUGU』初演
2014~2018
▼2014年に『Step & Chant’2014』初演。以降現在に至るまで、同作品をヴァージョンを変えて上演を重ねる
|
◉主催:「ダンスがみたい!」実行委員会
◉共催:d-倉庫
◉スタッフ
舞台監督:田中新一 照明:久津美太地 音響:許斐祐
運営協力:川村和央,磯部豊子,相良ゆみ,高松章子,福岡克彦
宣伝美術:林慶一 監修:真壁茂夫 制作:林慶一,金原知輝
★当企画にチラシの折り込みをご希望の方はこちらよりお申し込みください。 |
|
|
|