M.S.A.COLLECTION2008 Mentaly Shocking Arts collection -------------------------------------------------------------------------------------------- * 各公演の日程など、詳細は都合により以下に変更となりました。ご了承ください。
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林慶一『千秋』 <ソロパフォーマンス> 4月22日(火)/23日(水)19:30 前売1800円 当日2300円 照明=三枝淳 音響=斎藤瑠美子 現代社会の構造に対して、劇場を、ひとりの人間の独立した状態として、日常と向かい合おうとする人達のコミュニティと考え舞台で活動。社会においての適応のために身に着けていった現代人としての思考や肉体、精神を捨てて、自分独自の<かたち>と<力>で生きるために、徹底して己の不確かさと闘う舞台。一般概念としての人間や物事の<かたち>を突破して在ろうとする<力>そのものの舞台。バンドでの活動を経て、06年から舞台においての単独活動を始める。 問=03-3235-7990 www.geocities.jp/kagurara2000/top.html |
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錦鯉タッタ 『安穏。加害者と夫、その妻とその意志』 <演劇> 前売2300円 当日2800円 スタッフ・キャスト=岩崎健太、藤島かずみ、平川嘉洋、山田零、小川隆宏、今野洋平、花上直人、大場吉晃 照明=三枝淳 テント芝居から学んだ【自主稽古】というのをベースに芝居をつくる。まず、役者たちが「やりたいこと」「できること」を共演者たちの前でやる。もちろん、やりたいことなどたいしたことではないし、出来ることなどたかがしれている。上演には直接的に結びつかないであろうその「無駄」の累積から、役者(たち)の存在が立ちあがる。役者その人(たち)ではない「顔」が見えてくる。「顔」は虚構でしかない物語を個物にする。すべては「顔」に現れる。今回の芝居の内容はタイトルを見れば想像いただけるはず。芝居全体の印象はドタバタクールなものになるだろう。「ハイナー・ミュラー/ザ・ワールド2002金沢」で上演した『HITBOL』から始まった演劇ユニット。 http://nishikigoitatta.blog119.fc2.com/ 問=nishikigoi.tatta@gmail.com |
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ゴースンの卵売り『くぞうち』 <演劇> 前売1800円 当日2300円 スタッフ・キャスト=新井雄仁 須賀千紘 羽鳥嘉郎 松下港平 山田祐衣 関係と呼ばれるものの見極めが年齢を問わず特に重要とされているようだ。あらゆる関係の在り方を一言語として扱い、言語と同じシステムとしてとらえていく。それは不可能なことだろうし置換することも出来ないだろう。ただ過程と結果を経ることによって、どうにかならないかしらと思うことがある。ならば、どうにかしてみよう。未成年者の方は連絡頂ければ割引あり。 問=erutcurts2@yahoo.co.jp |
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メガロシアター『サクリファイス』 <演劇> 前売1800円 当日2300円 出演=吉松章 松崎淳 エイキミア 小笠原幸介 五十嵐正貢 他 演出=今井尋也 舞台監督=村信保 メガロシアターはいったい何をしようとしているのだろうか? 美や力を斥けて、そこ(舞台)に何が残る? 今、あらゆる(犠牲)の上に立ち、そこ(舞台)にいる。今回のパフォーマンスでは集合時間を設けました。その他の時間帯でもパフォーマンスは行われていますが、集合時間に来ることをおすすめします。詳細はホームページまで。http://www.megalo.biz 問=045-716-0899 |
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川上暁子『ドリル』<ソロダンス> 前売1800円 当日2300円 照明=三枝淳 音響=佐久間修一 今回のソロは ①自分の身体が素材 ②いま頭の中にあるイメージを身体で取り出す ③ひとりの稽古から逃げない、などが目標。ソロ作品を含む自作発表の他、ダンサーとして「KAPPA-TE」「きこり文庫」などに出演。独自性のある<にゅるっ>とした身体の動きと、無謀なアイディアを活かしてダンサー・振付家として活動中。 問=acco-pregogo@hotmail.co.jp |
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花上直人『愛』 <ソロダンスパフォーマンス> 前売1800円 当日2300円 スタッフ=紺野すみれ 「人生は長いようで短いっーか、今は短いーって叫びたい。[不思議]をたくさん拾いました、それをごちゃごちゃ混ぜて並べて張り付けて[驚き]を作りました。けれど世界は不気味なものです。穴が開いていて、そこから悲しみや、儚さがわいてきます。[愛]はそのような私の奇妙な作品です。巨大な蜘蛛の巣にぶらさがるパフォーマンスが最初で土方巽の舞踏団にいたり、『風の旅団』で旅や芝居をしました。風テンみたいにアビニョン演劇祭とかエジンバラ演劇祭をうろつき台北、日本のあちこちでテント芝居をしました。今は新小岩劇場がホームグラウンドです。」 問=03-3658-7872 |
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武藤容子『1000年の蛙』<ソロダンス> 前売2300円 当日2800円 音響・照明=曽我傑 演劇活動からダンスへと移行。ジャンルにとらわれることなく自由に身体表現と関わり、多数のプロデュース公演に出演する。最近の主な活動は、異分野のアーティストとのコラボレーションや、ソロ作品の上演など。また94年より始めた、骨格のみを作り即興で肉付けしていく長編ソロ「魚の小骨」シリーズは通算15本を数え、継続しながら骨太く深化中。いずれ消滅するカラダの危うさ、儚さに深く惹かれながら、生命ある今のカラダに強いこだわりを持ち続ける。踊りながら、晒しながら、カラダとの対話を続けその確認と記憶と忘却の日々である。 問=youkoso8mt@docomo.ne.jp |
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中西レモン『まいまい絵詞』 <ソロパフォーマンス> 前売1800円 当日2300円 照明=宇野敦子 音響=畑圭 音楽=河野亮、菅野寿夫 協力=山崎祐介、細谷修平他 相談役=佐々木治己 舞台が舞台として立ち現れるというのは、単に劇場空間やそれを取り巻く機構にその所以があるのではなく、その状況に何らかの変化をもたらす行為と時を同じくして、しかもこれを目撃した者の分別裡に立ち現れる事柄なのであろう。行為というのはまさに人為的背景を持つ言葉ではあるけれども、舞として現れる時にはもしかすると非人為的な性格を、いや、そういう分別が無い、もしくは混濁した状態を言うのではなかったか?この問を今関心のある語りや、他者への変成などと合わせ、今回は幸若舞「入鹿」を素材に考察したい。 問=tatami1.5@hotmail.co.jp |
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藤木恵子『踊りは踊りのないところから立ち上がってくる』 <ソロダンス> 前売1800円 当日2300円 音=井上龍達 踊っている時、まわりのもの全てに自分をねじ込みたいという感覚がある。 劇場空間を煮えたつ場として、そこに身体を投じる。空間が沸騰するにつれて、身は捩れ内部を晒け出す。今度はまわりが自分にねじ込まれてくる。 この、ねじ込みたい、ねじ込まれたいという欲望から自分は踊るのかもしれない。それによって何が生み出せるのか、何かが変わるのか、そこを探っていきたい。笠井叡に舞踏、オイリュトミーを学ぶ。昨年より自分の踊りの原点である即興をとおして踊りとは何か模索し始めたところである。 問=jours@ezweb.ne.jp |