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2019年 4月30日(火)―5月13日(月)
開演 7:00 PM
※4日(土)&12(日)2:00PM&7:00PM、5日(日)2:00PMのみ
※受付開始は開演60分前、客席開場は30分前
※開演後は入場できない場合がございます
4月30日(火)―5月1日(水)
加藤航平と八谷しほ / 身体思考
5月3日(金)―5日(日)
Ammo / ノアノオモチャバコ
5月6日(月)
石川雷太 a.k.a Erehwon
5月8日(水)―9日(木)
Super D(京都) / bug-depayse 上記公演の曜日が間違っておりましたので訂正いたしました。申し訳ありませんでした。
5月11日(土)―13日(月)
IDIOT SAVANT theater company /
中野坂上デーモンズの憂鬱
※2団体による「日本国憲法」2本立て上演。出演順は未定
※各公演初日終演後に2団体によるアフタートークを開催
12日(日) 4:15PM 開演
シンポジウム
司会:藤原央登(劇評家)
※参加できない団体もあります。
入場料500円
※本フェスティバル入場券・通し券持参で無料
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現代の著名な劇作家の作品を一本だけ取り上げ、連続で上演する「現代劇作家シリーズ」第9弾。今回のテクストは「日本国憲法」。1947年に施行されて以来、日本の政治や社会と密接な関係で有り続けている「日本国憲法」に対して今日の舞台芸術はどのように応答するのか。 |
会 場
d-倉庫
荒川区東日暮里6-19-7
日暮里駅南口より徒歩7分 > Access
料 金
前 売 2,500円 ― 学生 2,000円
当 日 3,000円 ― 学生 2,500円
通し券 7,000円 ― 学生 5,500円
★学生は要学生証
★通し券はd-倉庫のみで販売
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予約・問合せ
E-mail > d-soko@d-1986.com
TEL. 03(5811)5399
(月曜定休18:00~23:00)
チケット取扱い
下記アドレスから予約後(要登録・無料)
セブンイレブンですぐ発券
> カンフェティチケットサービス
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「日本国憲法」を上演する 予約フォーム
●このフォームでご予約のうえ、公演日受付にて料金をお支払下さい
●満席になった場合、ご予約を受付できない場合があります
●予約フォームでの申し込みは、公演日の2日前まで受け付けます
●選択ができない日程は前売り完売です
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加藤航平と八谷しほ 「VOTE!」
4月30日(火)19:00 & 5月1日(水)19:00
脚本・演出:加藤航平
出演:八谷しほ/他
今回「日本国憲法」の上演のために結成されたユニット。落語・ダンスを得意とする加藤と演劇に長けた八谷がエンターテイメント色溢れるステージを展開する。
88hei5@gmail.com
白子って、うまいじゃないですか。でもよく見ると見た目ヤバいですよね。グロい。最初に食べた人は本当に頭がおかしいなと思います。あと青カビの生えたチーズとかも、最初は絶対周りドン引いてますよね。「あいつカビの生えたチーズ食うんだぜ…」って噂されて、友達がごっそり減ってますよね。でも、うまいんですよね。今の恵まれた食生活って「こんなもん、食えるのか?」という食材に挑戦したからこそじゃないですか。臭いとか、グロいとか、毒があるとか、最初はみんな「こんなもん食えねえ」って思うんですけど、そこに颯爽と現れて、激ウマな一皿に変える料理人がいたんですよね、きっと。
そういうの、めちゃくちゃカッコよくないですか?
日本だと、漫画家が頭一つ抜けてますよね。菌をキャラクター化した「もやしもん」とか、百人一首を青春物語にした「ちはやふる」とか、憲法分野だと「健康で文化的な最低限度の生活」がありますよね。どの漫画も、アニメ化、映画化、テレビドラマ化などに至り、誰も目に止めなかった文化を大衆エンタメにまで押し上げてます。こういうの、舞台がまだまだ苦手な所だと思うんです。
「憲法の演劇」って言うと「うわぁ…」ってなると思うんですよ。すごいキナ臭い思想の匂いを放っていて、なんなら怖いですよね。でも僕等は、そういう人に「なんだ、食えんじゃん!」って思ってほしいんですよ。食えるはずなんですよ。お笑い分野だと、ウーマンラッシュアワーとか、せやろがいおじさんとか、政治にビシビシ切り込んでいて、それでいて面白いじゃないですか。だからきっと憲法も食えるんですよ。憲法をコメディにしたのは、そんな想いからです。難しい思想はありません。知識もいりません。全ての人に楽しんでほしい一心で、役者・スタッフ共々、憲法を煮て焼いて炙って、60分のコースでお出しします。憲法はもともとみんなのものですから、きっとあなたのお口にも合うはずです。肩の力を抜いてゲラゲラご賞味ください。お待ちしています。
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©大杉謙治
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身体思考(ダンス) 『九条小町』
4月30日(火)19:00 & 5月1日(水)19:00
作・構成・演出:ホワイトダイス
出演:相良ゆみ/実験躰ムダイ/Kana Kitty Nakamura/久世龍五郎/坂上健/富岡千幸/三浦一壮/東城真己/佐藤音音/万城目純/他
舞踏家・相良ゆみとアーチスト万城目純(劇団『永久個人』代表/「イメージフォーラム1997」大賞)が、2008年に始動したカンパニー。国内・海外の公演・フェスティバル・イベントに参加。「身体と社会」をテーマに様々な作品群を発表し続けている。
yumisagara61@gmail.com
身体思考『九条小町』は、基本的に能の構造を用いている。前段で怪しい人物(前シテ)の登場。後段で、人物の真の姿(後シテ)の霊が現れ、現生での無念の情を吐露し、それが舞によって表現され、やがて思いを伝えると黄泉の世界に戻っていくという形式。
それを踏まえた上で、新たな表現に挑み、ノンバーバルなダンス・舞踏を中心に現代の憲法問題に切り込んでいく。
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Ammo 『墨を塗りつつ』
5月3日(金)19:00 & 4日(土)14:00 / 19:00
& 5日(日)14:00
脚本・演出:南慎介
出演:前園あかり/津田修平(以上、Ammo)/伊澤玲(★☆北区AKT STAGE)/松葉祥子/山崎丸光/谷仲恵輔(JACROW)/井上実莉(劇団SHOW)
Ammoとは・・「遠くにいるあなたは、そこで生まれたわたし」をコンセプトに、価値観の違う人間の対話と社会のジレンマをテーマとした演劇を創作。
ticket@ammo.works
【お知らせ】 出演予定であった山森信太郎(髭亀鶴)さんですが、体調不良のため降板いたします。代役として谷仲恵輔(JACROW)さんが出演いたします。 ⇒詳細
みなさま、はじめまして。
Ammoと申します。これを書いているのは代表で、今回『墨を塗りつつ』という作品の脚本・演出をしている南慎介です。
私たちAmmoは「とおくでいきるあなたは そこでうまれたわたし」をコンセプトに、史実や実話を下敷きにしつつ、“もしかしたらありえたかもしれないドラマ”を描く作品を上演しています。必然、作品世界は海外の日本人にとって身近でない場所が多いです。旧ユーゴのサッカー選手とサポーター、突然イスラム原理主義者になった若者とその家族、フランス留学中のポル・ポト派といった具合です。日本国内のものごとを題材とした作品もあるのですが、短編集という形でしか発表したことがなく、日本の話だけでお客様にお見せするのは今回が初めてです。
「日本国憲法」。なにやら難しいですね。Ammoはテーブルといって出演者や主要スタッフ間で作品について語る稽古をするのですが、その結果わかったのは、憲法という私たちの生活の中でベース音のように鳴り続けているこの概念はどうやら「僕たちからすごく遠いところにある」らしい、ということです。
表に出る人間、生活、まち、都市。そのようなものと距離がある。でもそれらが一体になる国家という(そういえば国歌も同音ですね)ひとつの曲の中ではないとどうもこの音の粒がひとつのメロディーにならないみたいです。
そんなこんなで、Ammoらしく直球の会議劇を作りました。『墨を塗りつつ』は「現在の自民党の改憲案に完璧に改正されることが決まった日本。たった一行を書き加える権利が与えられた弱小政党の 1 週間」のお話です。いつも通り、一番怒られそうな話題を、一番つつかれそうな方法で演劇にしました。なんというか、僕のような人間がいうのもおこがましいのですが演劇は想像の芸術だそうなので、みなさんと想像したり、考えたりできたらとても嬉しいです。
Ammo 南慎介
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ノアノオモチャバコ 『かてーのけんぽー(仮)』
5月3日(金)19:00 & 4日(土)14:00 / 19:00
& 5日(日)14:00
脚本・演出:寺戸隆之
出演:菅野佐知子/早川紗代/村尾俊明/生野和人/寿春歌/中澤明日香
ノアノオモチャバコとは、人に囲まれても孤独だと感じる、都会の矛盾した感覚を創作の基点とする。シーン一つ一つが油絵の様だと評される繊細な空間造形と身体の連動によるダイナミックな空間変化を持ち味に、創作戯曲や日本・海外戯曲のリ・クリエーションを手掛ける。
info@noa-toybox.com
「利賀演劇人コンクール2014」観客賞
日本国憲法を考えようとして、その存在のある場所の、あまりの距離の遠さに絶望したくなる。
先日、東京やら神奈川やらでは選挙が行われていた。とある街頭演説で、その終わりに、「お騒がせしました。」とか、「ご静聴ありがとうございます。」とか言ってたけど、足を止めて聞いている人は 3 人。通り過ぎる人達は誰も聞いていなかった。もちろん、聞いていない通り過ぎる人達の 1 人に 僕もいたわけだが、昔はそんなこと言ってたっけな、と思った。お騒がせしたと思ってるなら止めればいいのに。あなたには言わなきゃいけない何かがあるのに、どうして? 僕の疑問は止まらなかった。あの人の言葉は謝罪以外何も残ってはいなかった。残念な事にそれはどの街頭演説でも同じだった。
何かが変わってきているのだ。
僕らから遠い場所で何かが変わってきているのだ。でも、その変化を受け入れるのか、それとも争うのか、その選択は僕らのとても身近な場所にあるはずなのだ。
僕はわからないものを考える時、ミニマムな単位に落とし込む事は有益な方法の一つだと思っている。今回はそのミニマムな単位を家族にした。家族が最もミニマムな単位ではないかもしれない。でも、家族が最もミニマムな単位だという希望も込めて。
笑っているうちに一時間が終わりますように。それが僕らの現在地なのだから。
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©金浦蜜鷹
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Erehwon a.k.a. 石川雷太(パフォーマンス)
『原発・ノイズ・日本国・憲法』 【特別参加】
5月6日(月)19:00
出演:石川雷太/谷川俊之/羅入/昼間光城/小松亨/富士栄秀也/増井彩/佐野友美/kyohei asafuji/他
鉄板や鉄パイプ、放射性物質、武器、ノイズ音、言葉、多種多様なサンプリングによって作品を構成する美術家・石川雷太によるノイズ・パフォーマンス・ユニット「Erehwon」。今回は、状況劇場、天井桟敷、大駱駝艦、小林嵯峨など、その黎明期からアングラ文化に関わる谷川俊之とのコラボレーションとなる。
erehwon@angel.ocn.ne.jp
「近代国家」が「憲法」を前提とするならば、私たちは常に既に血生臭い「歴史」の上に立ち続けていることになる。そう「考える」とき、その私たちの内なる「国家主義」は、ISISとそう遠くない場所に立っている。
〈今・ここ〉にあるのは幻想としての「戦場」ではなく、私たちにとってのリアルな〈戦場〉である。
だからこそ、この「舞台」の〈無〉に対峙せよ。
だからこそ、〈わたし自体〉をノイズ化せよ。
だからこそ、〈あなた自体〉をノイズ化せよ。
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Super D(ダンス/京都)『新日本帝国』
5月8日(水)19:00 & 5月9日(木)19:00
振付・演出:デツ禎稀
出演:一間マン/柿澤成直/菊池希実/正宗巴/山岡亜珠紗/他
Super Dは代表のデツ禎稀が主催するダンス・パフォーマンスユニット。16年に活動を開始。以来コンクールやイベント、公演などで作品を発表。積極的に創作活動を行っている。
yoshikidetsu@gmail.com
皆様、初めまして。我々は京都からきましたSuper Dという団体です。2016年に活動を開始しコンクールやイベント、公演などで作品を発表してきました。「演劇とダンスの間」をテーマに創作活動をしています。これを機にSuper Dを覚えて頂けると幸いです。何卒よろしくお願いします。
さてここからは本公演についての事ですが、「日本国憲法」と言われてパッと思いつくのはやはり「第9条」でしょうか。私は稽古を始めた時頭の中にはそれしかありませんでした。しかし最近のニュースでは「同性婚」や「改正」の話題もよく聞きます。私としては全く身近なものに感じられなかった日本国憲法、しかしそのニュースを見るのが当たり前になった現在では自分の身に降りかかりかね無いもの、もしくは身に降りかかっているものという考え方に否応なく変わってきているように思います。(元からそうなのですが。)そんな中で九つの団体がそれぞれのアプローチで「日本国憲法」を作り上げるというのはなかなかすごいですね。なんか、怖ろしいですね。
私は「怖ろしい」というワードを稽古中ずっと考えてきました。日本には「言霊」という考え方があります。それを意識させるような力が「日本国憲法」にはあるように思います。ご存知だと思いますが、元をたどると「大日本帝国憲法(明治憲法)」があり、そこにGHQが介入し今の「日本国憲法」が形成されています。日本独自ではないのに何故「言霊」を感じるのか、私が京都で暮らしていてそこに寺社仏閣が多いからそういった考え方になるのでしょうか? 日本独自でなくアメリカの考えも入っているから二重の力を感じるのでしょうか? もしかしたら元々「大日本帝国憲法(明治憲法)」にはその力があったのかもしれません。「日本国憲法」はもちろん政治的なものです。人間に課せられるものです。しかし人間とは次元の違うモノまで課せられているのではないかと感じることがあります。そのせいか最近、私には「無限の宇宙」というイメージが強く出てきてしまいました。読めば読むほど、考えれば考えるほど、学べば学ぶほど不思議な存在の「日本国憲法」。ぜひみなさんも考えてみて下さい。
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bug-depayse 『彼について知っている僅かな事柄』
5月8日(水)19:00 & 5月9日(木)19:00
作・演出:宗方勝
出演:野澤健/他
01年に主宰の演出家、宗方勝が発足。様々なアーティストとのノンジャンルな表現形式の作品を発表している。作品発表以外にも舞台芸術系アートイベント「ナンゾザランヤ」も企画・運営している。
http://bug-depayse.org
aruto1970@yahoo.co.jp
演出ノートのはじめに。彼とは一体誰なのか?
日本国憲法をテーマに上演する今回の作品は、戦後、憲法が制定された1946年~現在を、ほぼ同じくして生まれ現在に至る一人の重度障がい者の男性に焦点を当て、彼の人生のドキュメントと、20代~30代の障がい者の方々(彼らは戦後民主主義の恩恵を受けている世代でもあろう)と虚構空間を通じ、また健常者を交えた虚構空間で「彼(彼という概念には老人になった男性でもあろうし、日本国憲法でもあろうし、天皇という存在でもあろう)とは一体何ものなのかを虚構のドラマを交えながら制作する。
私たち障がい者は、国家という枠組みの中で保護をされ、ある程度の差別と、ある程度の社会的不平等を受け入れながら、最低限の生きるということを保障されている。虚構の空間において、その国家という枠組みを動かしている装置として登場人物たちは存在しながら、「彼」の人生を語っていく。
彼とは一体誰なのか? 彼の孤独な人生は、この敗戦から復興した日本の歩みの中で、名もなき人々の歩みとして、そして今を生きる私たちに投影してみたいと思っている。
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IDIOT SAVANT theater company
『忠恕。放る。線上。』
5月11日(土)19:00 & 12日(日)14:00 / 19:00
& 13日(月)19:00
演出:恒十絲
出演:朱尾尚生/近藤康弘/新井千賀子/宮澤大和/他
第三エロチカ出身の恒十絲が02年結成。13年に12時間芝居×5回公演を敢行。恒十絲の詩・テキストを基軸に独特な身体操作と映像を融合、高い独創性が評価される。劇場のほか廃映画館や寺院も使用しTPAMやベップ・アートマンス等にも参加。17年より豪Belloo Creativeと『SAND-ひと粒の砂の記し』を共同制作中。
idiot.savant@nifty.com
2月に公演をした。日本国憲法と名付けた。
劇中、 7 人の俳優が祈りの詩をうたうのだ。
彼らについての物語を書こうとしてから、何も書けずにいる。
彼らに聞いた。憲法をまだ読んでないという。
何を書くのだと、こめかみ辺りに無数の傷あとができてしまった。
酒を飲む。やっぱり、酒を飲む。
多分、 7人の物語になるはずだ。続編なのだろう。
まだ、決まっていない。
けれども、 7 人の物語になるはずだ。
彼らは、知っている。詩が死んでしまったといわれたあの頃を。
彼らが、知っている。この国の呆けた他人に優しくもない今を。
黙り続ける私に、潔白を装う空に空砲だけが、ただ鳴りひびく。
もうやめた!むこうの空に銃弾が、撃ち込まれているのだから。
100年後、地球の裏側にあるうすよごれた路地に膝をかかえた少年がいたら、
大丈夫だよって伝えたい。銀貨をそっと、ポケットにしまって。
私は、言葉にする。あたりまえに決めた。
言葉をこめかみにまずは、ひとつ・・・。
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中野坂上デーモンズの憂鬱 『No.12』
5月11日(土)19:00 & 12日(日)14:00 / 19:00 & 13日(月)19:00
作・演出:松森モヘー
出演:榎本栞/尾崎加奈子/木下綾菜/斎藤アイナ/櫻木夏代/佐藤宏樹/高橋紗綾/竹内朋子(M.M.P)/中村雄貴/堀田夏美/ミネユキ(劇団子供鉅人)/るい乃あゆ(ECHOES)
松森モヘーを中心とした演劇のチーム。「ENBUゼミナール2011」ノゾエクラス在学中に立ち上げ微動。12年、旗揚げ公演を前にチーム内での確執・争いをへて現在の形となり本格的に始動する。全てを出し切り何かわからないものを生むスタイルは唯一無二であるが、何も感じない人もいる。
demons_smile2525_so_cute@yahoo.co.jp
「若手演出家コンクール2017」優秀賞
「佐藤佐吉演劇祭」最優秀作品賞&最優秀演出賞
本日は私共を気にして頂き誠にありがとうございます。この文章は、本番に先行してHP等で公開されるとの事で、いまは約3週間前の朝です。昨晩は中野の沖縄料理屋でしこたま泡盛を飲み、終電を逃し、いま高円寺の友人宅でスマホからtwitterに打ち込んでこの文章を書いています。twitterの文字数制限は日本語で「140文字」。「−660文字」という文字数オーバーの表記が出ればこの原稿は完成という事。「偏差値36」といちじるしく学力の低い私。皆様、馬鹿の書いた文章を読ませてごめんなさい。横ではイビキをかく女友達。私の裸足は彼女の顔の横で。足、臭くないでしょうか。心配です。そんななか『日本国憲法』について、だけど真摯に、しかも文字数を守ってtwitterで文章を考えている30歳の私。それをなんだか象徴的に感じるのは「令和」を控えた30歳の私です。いくら考えてもわからないのです。『日本国憲法』というものが何なのか、考えれば考えるほど益々わからないのです。もちろん、言葉としては理解を進めているつもりです。日々稽古場では議論議論です。重ねているのです。でもそれを芝居にしようとした瞬間、突然、全く、さっぱり、何にも「わからない」のです。これは私の偏差値だけの責任でしょうか。たしかにもっと私が出来た演劇人だったらスムーズに『演劇』に変換できるかも。でも悲しいかな、私は普通の「中」の「下」の私でしかなく。私はそんな私を使って物事を必死に考えるしかなく。誰かに操られながら、流されて、それでも自分の頭で考えていると必死に思い込み、何かを選択したつもりで生きていくのです。「わからない」、それはそのまま私達の『憲法』に対しての素直な感情と距離。それだけがいまわかる事です。
榎本栞、尾崎加奈子、木下綾菜、斎藤アイナ、櫻木夏代、佐藤宏樹、高橋紗綾、竹内朋子(M.M.P) 、中村雄貴、堀田夏美、ミネユキ(劇団子供鉅人)、るい乃あゆ(ECHOES)。この12人と共に。
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主催.....die pratze
共催.....d-倉庫
舞台監督... 田中新一(東京メザマシ団)
音響...許斐祐/日影可奈子/ATS企画
照明...三枝淳/木村琴乃/寺田香織/川村和央
協力...相良ゆみ/ふくおかかつひこ/小池萌佳/平澤晴花/高松章子/吉村二郎/OM-2/「ダンスがみたい!」実行委員会/楽園王
宣伝美術...林慶一
監修...真壁茂夫
制作...金原知輝/村岡尚子/川村和央
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